元祖SNAP-BLOGです。
ザカスブログにも書いてありました通り、、。
先週スナップオン仲間で広島行って参りました(先原先輩、藤野くんお手数お掛けしました、ありがとうございました)。
そして生涯で一度でいいから訪れたいと思っていた【大和ミュージアム】に皆んなで行ったのでした。
館内には1/10の大和模型が展示されています。1/10といえどもその巨大さは圧巻の一言です。
本物の大和は263mと当時世界最大級の軍艦でした。
サイズがピンとこない方もおられると思いますが、東京ドームの直径が240mと聞くと大和の巨大さが分かるのではないでしょうか。
世界最大国のアメリカに物資生産量で敵わない日本は最高の叡智を結集させてどの国にも負けない軍艦を建造するという質で勝負に出たのです。実に国家予算の4.4%に値する巨費を投じたプロジェクトでした。
大和が搭載する46センチ砲の直撃を受けて沈まぬ軍艦はないと言われていましたが、特筆すべきはその恐るべき破壊力をもった主砲をたった263mのコンパクトな船に載せる日本の技術力こそが世界的に凄い事なのだそうです。
よく日本海軍の上層部が既に戦場の主役は航空機に代わっているにもかかわらず時代の潮流を読めず大艦巨砲主義の栄光から脱する事なく遂に敗戦の憂き目にあったと語られています。
事実最強の破壊力を持つ大和が大きな戦果を残すことはありませんでした。
とはいえ日本海軍上層部の名誉のためにあえて言うなら、世界で初めて航空機爆撃による攻撃で航行中の軍艦を沈めたのも実は日本海軍だったのです。
太平洋戦争直前のマレー沖海戦にて少数の航空機でイギリス最強の旗艦プリンスオブウェールズを撃沈せしめ、報告を受けたチャーチル首相は「あのプリンスオブウェールズが、、」と絶句したそうです。
当時の常識では停泊中ならばともかく戦闘体制に入った航行中の軍艦を航空機で撃沈させる事は不可能と誰もが疑わなかった時代です。その戦果が世界に与えた影響は本当に計り知れないものだったと思います。
戦場の主役が戦艦から航空機に移り変わった瞬間でした。
僕のかすかな記憶によればこのマレー沖海戦で航空機を指揮した指揮官が後に大和の艦長を務めた(もしくは携わった)のではなかったかと思います。間違ってたらごめんなさい。
つまり何を言いたいかというと当時の日本海軍上層部は決して無能だったわけでなく航空機の実力を十分に把握していたのです。
それでも勝負は時の運、戦力の差は如何ともし難く、日本海軍の象徴である大和は一億総特攻の先駆けとなり天一号作戦にて昭和20年4月7日沖縄に辿り着く事なく最期を迎えました。
僕は歴史は学ぶものだと思っていて、現代の人が当時の人を批判するのはとても簡単なことです。ですが本当に大切なことは何故当時の人達がそうせざるを得なかったかを考えることなのだと思います。
アメリカか何故大国と言われていたのかそれは圧倒的な生産能力に他なりません。日本の生産能力とは比べ物にならなかったのです。だからこそ日本は短期決戦で決着をつけたかったのです。戦況が長引けば長引くほど生産能力の差は戦力の差に繋がるからです。
生産能力とはつまり国力のことです。他国に頼る事なく自国でどれだけ生産する事が可能かこれが先進国の基準ともなります。
いま日本は遂にドイツに抜かれてGDP第4位です。GDPとは国民総生産の事ですから生産能力でドイツに抜かれたという事です。戦後復興で第2位の経済大国だった日本は中国に抜かれまたドイツに抜かれました。
僕たち日本人はそんなに頑張っていないのでしょうか。
そんなことはないと思います。日本人ほど勤勉で真面目で仕事を生き甲斐にしています。そんな国民性は今も昔も世界でも唯一無二です。そんなに我々の仕事ぶりは生産性が低いのでしょうか。
にもかかわらず4位に転落するのは何故なのでしょうか。このままいけばもっと転落するのは確実です。
こんなこと言うと日本にはまだまだイノベーションが必要だ、成長戦略か大事だ、規制緩和だとか言い始めるガイアの夜明けな人達が現れるのですが、僕はそもそも日本の問題はそんなことではないと思っています。
僕がかつてゼネコンにいた時と今とでは公共工事の総量は半分になりました。こんなことが続けば建設業者は当然半分に減ります。民間は儲からなければ市場から撤退するのみです。
何故公共工事が減ったかといえば公共工事は無駄だとレッテルを貼られたからです。そういえば民主党政権の時にはコンクリートから人へととても耳障りのよいスローガンが掲げられました。
もう分かりますよね。今の日本は国民生産能力が足りないんじゃないんです。仕事そのものの総量が足りていないんです。
そんなバカな。世の中人手不足で大変で俺たちは残業までしてるのにと思われるかもしれません。仕事もたくさんあるのにこなせないから断ってるんだという会社もあるでしょう。
でも残念ながら仕事量が減少しているのは紛れもなく事実です。何故ならGDPは国民総生産であると同時に国民総仕事量でもあるからです。そしてそれは国民総所得量でもあります。
長くなりそうなのでこの続きはまた今度に、、。
最後に宣伝を!
来週9日と10日、テクノドームで中古車フェアがあります。
お誘いを受けてここで急遽ガレージセールを開催する事になりました。
メインアイテムは中古工具箱です。
いずれも必見なので是非お越し頂ければと思います。
SNAP-SHOT!
EUVオーナー前田さん
ライト祭りでございます。
ひとつは皆さまお馴染み【ECARB042】
そしてもうひとつは新型
太田さん
QEトルクレンチのイエローお買い上げでした。
もうひとつのオレンジはこの日不在の玉村くんのですね
ありがとうございました♪
松浦くん
ずっと気になっておられたストレートレンチセットをお買い上げ頂きました
若手メカニックさんにとっては必須アイテムですよね
ありがとうございました♪
山ちゃん
俺は要らんぞ、と仰っておられましたが、、
コイツ、黄色を持ってきやがったか
と記念撮影です笑。
いつもありがとうございます♪
タイチくん
そろそろ人に借りるわけにはいかないと購入しましたベルトサンダーでした
コードレスに押されるエアツールですが、このベルトサンダーはやはりエアになりますかね。
ありがとうございました♪
竹山くん
こちらもエアインパクト【PT850】お買い上げです。
エアインパクトならではのトルク感ありますね。
ありがとうございました♪
最後はガレージSMAK吉井代表
ターミネーター【GAT7205j】です。
こちら3つのLEDランプが電子回路と教えてくれるスグレモノ検電テスターですね
最近ユーチューブ動画も配信されて益々盛んなのです
いつもありがとうございます♪
それでは今週も頑張っていきましょう!
ザカスブログにも書いてありました通り、、。
先週スナップオン仲間で広島行って参りました(先原先輩、藤野くんお手数お掛けしました、ありがとうございました)。
そして生涯で一度でいいから訪れたいと思っていた【大和ミュージアム】に皆んなで行ったのでした。
館内には1/10の大和模型が展示されています。1/10といえどもその巨大さは圧巻の一言です。
本物の大和は263mと当時世界最大級の軍艦でした。
サイズがピンとこない方もおられると思いますが、東京ドームの直径が240mと聞くと大和の巨大さが分かるのではないでしょうか。
世界最大国のアメリカに物資生産量で敵わない日本は最高の叡智を結集させてどの国にも負けない軍艦を建造するという質で勝負に出たのです。実に国家予算の4.4%に値する巨費を投じたプロジェクトでした。
大和が搭載する46センチ砲の直撃を受けて沈まぬ軍艦はないと言われていましたが、特筆すべきはその恐るべき破壊力をもった主砲をたった263mのコンパクトな船に載せる日本の技術力こそが世界的に凄い事なのだそうです。
よく日本海軍の上層部が既に戦場の主役は航空機に代わっているにもかかわらず時代の潮流を読めず大艦巨砲主義の栄光から脱する事なく遂に敗戦の憂き目にあったと語られています。
事実最強の破壊力を持つ大和が大きな戦果を残すことはありませんでした。
とはいえ日本海軍上層部の名誉のためにあえて言うなら、世界で初めて航空機爆撃による攻撃で航行中の軍艦を沈めたのも実は日本海軍だったのです。
太平洋戦争直前のマレー沖海戦にて少数の航空機でイギリス最強の旗艦プリンスオブウェールズを撃沈せしめ、報告を受けたチャーチル首相は「あのプリンスオブウェールズが、、」と絶句したそうです。
当時の常識では停泊中ならばともかく戦闘体制に入った航行中の軍艦を航空機で撃沈させる事は不可能と誰もが疑わなかった時代です。その戦果が世界に与えた影響は本当に計り知れないものだったと思います。
戦場の主役が戦艦から航空機に移り変わった瞬間でした。
僕のかすかな記憶によればこのマレー沖海戦で航空機を指揮した指揮官が後に大和の艦長を務めた(もしくは携わった)のではなかったかと思います。間違ってたらごめんなさい。
つまり何を言いたいかというと当時の日本海軍上層部は決して無能だったわけでなく航空機の実力を十分に把握していたのです。
それでも勝負は時の運、戦力の差は如何ともし難く、日本海軍の象徴である大和は一億総特攻の先駆けとなり天一号作戦にて昭和20年4月7日沖縄に辿り着く事なく最期を迎えました。
僕は歴史は学ぶものだと思っていて、現代の人が当時の人を批判するのはとても簡単なことです。ですが本当に大切なことは何故当時の人達がそうせざるを得なかったかを考えることなのだと思います。
アメリカか何故大国と言われていたのかそれは圧倒的な生産能力に他なりません。日本の生産能力とは比べ物にならなかったのです。だからこそ日本は短期決戦で決着をつけたかったのです。戦況が長引けば長引くほど生産能力の差は戦力の差に繋がるからです。
生産能力とはつまり国力のことです。他国に頼る事なく自国でどれだけ生産する事が可能かこれが先進国の基準ともなります。
いま日本は遂にドイツに抜かれてGDP第4位です。GDPとは国民総生産の事ですから生産能力でドイツに抜かれたという事です。戦後復興で第2位の経済大国だった日本は中国に抜かれまたドイツに抜かれました。
僕たち日本人はそんなに頑張っていないのでしょうか。
そんなことはないと思います。日本人ほど勤勉で真面目で仕事を生き甲斐にしています。そんな国民性は今も昔も世界でも唯一無二です。そんなに我々の仕事ぶりは生産性が低いのでしょうか。
にもかかわらず4位に転落するのは何故なのでしょうか。このままいけばもっと転落するのは確実です。
こんなこと言うと日本にはまだまだイノベーションが必要だ、成長戦略か大事だ、規制緩和だとか言い始めるガイアの夜明けな人達が現れるのですが、僕はそもそも日本の問題はそんなことではないと思っています。
僕がかつてゼネコンにいた時と今とでは公共工事の総量は半分になりました。こんなことが続けば建設業者は当然半分に減ります。民間は儲からなければ市場から撤退するのみです。
何故公共工事が減ったかといえば公共工事は無駄だとレッテルを貼られたからです。そういえば民主党政権の時にはコンクリートから人へととても耳障りのよいスローガンが掲げられました。
もう分かりますよね。今の日本は国民生産能力が足りないんじゃないんです。仕事そのものの総量が足りていないんです。
そんなバカな。世の中人手不足で大変で俺たちは残業までしてるのにと思われるかもしれません。仕事もたくさんあるのにこなせないから断ってるんだという会社もあるでしょう。
でも残念ながら仕事量が減少しているのは紛れもなく事実です。何故ならGDPは国民総生産であると同時に国民総仕事量でもあるからです。そしてそれは国民総所得量でもあります。
長くなりそうなのでこの続きはまた今度に、、。
最後に宣伝を!
来週9日と10日、テクノドームで中古車フェアがあります。
お誘いを受けてここで急遽ガレージセールを開催する事になりました。
メインアイテムは中古工具箱です。
いずれも必見なので是非お越し頂ければと思います。
SNAP-SHOT!
EUVオーナー前田さん
ライト祭りでございます。
ひとつは皆さまお馴染み【ECARB042】
そしてもうひとつは新型
太田さん
QEトルクレンチのイエローお買い上げでした。
もうひとつのオレンジはこの日不在の玉村くんのですね
ありがとうございました♪
松浦くん
ずっと気になっておられたストレートレンチセットをお買い上げ頂きました
若手メカニックさんにとっては必須アイテムですよね
ありがとうございました♪
山ちゃん
俺は要らんぞ、と仰っておられましたが、、
コイツ、黄色を持ってきやがったか
と記念撮影です笑。
いつもありがとうございます♪
タイチくん
そろそろ人に借りるわけにはいかないと購入しましたベルトサンダーでした
コードレスに押されるエアツールですが、このベルトサンダーはやはりエアになりますかね。
ありがとうございました♪
竹山くん
こちらもエアインパクト【PT850】お買い上げです。
エアインパクトならではのトルク感ありますね。
ありがとうございました♪
最後はガレージSMAK吉井代表
ターミネーター【GAT7205j】です。
こちら3つのLEDランプが電子回路と教えてくれるスグレモノ検電テスターですね
最近ユーチューブ動画も配信されて益々盛んなのです
ガレージSMAK
富山県高岡市にある自動車整備工場で認証工場になります。車検や修理、新車・中古車の販売、東京海上日動の代理店やってます!★ATF/CVTF/DCTF圧送交換★Snap-onエアコンガ...
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それでは今週も頑張っていきましょう!