こいつの有り余る類い稀な価値を引き出そうとどう詳しく製品レビューしようかと色々考えたがヤメた。
それが今は不毛な作業だとわかったからだ。
こいつの商品としての潜在価値は限りない。
しかしそれを全てこの誌面で紹介するのはあまりに膨大な労力になる。
いや、労力は惜しまないが、その膨大な説明文を読み切る人は少ないと推測する。
ブログにはブログの適量な文字数があるし、この商品を全て説明仕切るには明らかにその適量を遥かに超える事になるからだ。
そもそもこの商品価値を理解し即決する人はそんな膨大な説明を聞かずとも買ってくれる人達。
僕達にとっての課題はこの素晴らしい商品をその他の人達に提案提供することであり、
この素晴らしい商品を仕事でフル活用してもらうことが僕達にとっての喜びであり、
僕達スナップオンディーラーとしての力量が問われている商品である。
この商品とはそもそも何かと問われれば、マルチ検電テスターと答えるディーラーもいれば、検電テスターにデジタルマルチメーターが追加されたモノと答えるディーラーもいるだろう。
どれも間違ってないし、どれも正解だ。
が、しかし端的にこの商品の魅力を説明しようとすればするほど商機を逃すに違いない。
これほどキャッチフレーズに困る商品も無い。
しかしながら、この商品に出会えた人は幸せである。
何故なら我々スナップオンからのこれまでにない新たなソリューションを手にする事が出来るからだ。
この商品のミソは常にバッテリーに接続されている事。
バッテリー接続は常に確実にアースが取れている事を意味する。
バッテリー接続はいつでも自分の思いのまま電気を流す事を可能にする。
バッテリー接続はバッテリー電圧と測定電圧との電位差の同時測定を可能にする。
また、
テスターを使用した人なら誰しもが思うリード線の接点。
点接触であるが故の、確実な接続状態なのか常につきまとうあの独特の不安感。
が、その不安感もこいつは接続されているか否かを常に「TIP」と画面で教えてくれる。
さらに、特筆すべきは「HOT SHOT」モード。
例えば、
12ボルト電圧が来ているのに、実際に電気を流すと、電圧がドロップしてモーターが動かないといった症状があるとしよう。
その症状は常に出るのでなく、ほんと時々出るものだとする。
アースも問題なく、単体チェックも問題ない、電源も来てる。
なのに動かない。
そんな時にこそ、この「HOT SHOT」モード。
バッテリー接続であるからこそ可能なこの「HOT SHOT」
プラス側に問題があれば測定ポイント「TIP」からバッテリープラス端子までの、
マイナス側に問題があれば測定ポイント「TIP」からバッテリーマイナス端子までの、
それぞれの間の抵抗値を測定して良否判定(*数m/S(10m/m/S)以下で45Aを流し、0.2Ωの抵抗でエラー判定)してくれるのだ。
例えば、電源ラインやアース不良をイメージしてほしい。
何十本もの配線のうち、ほとんどが切れていては、マルチテスターで電圧や抵抗の測定をしても全くわからない。
だが、こいつはバッテリー接続であるが故に瞬時に電気を送る事でこんな離れ業が可能となる。
完全にアウトでなく、このようなグレーな電気回路の診断にこの「HOT SHOT」モードはかなり有効となるはずだ。
スナップオンからの新製品「EECT900」。コイツは電気回路故障診断の唯一無二の最終回答なのだ!
SNAP-SHOT!
岡本くん!
同僚の恐ろしく丈夫なスナップオンTSDクオリティに納得し、遂に購入に至りました!ブラック&レッドが好みという事でこれに決まりました!
お増!
最初はピンクかブルーでのご提案だったのですが、偶然載せてたイエローに一目惚れされたご様子!
N野マネージャーと共に強引に背中を推して差し上げました w!
それではまた!