今夏新発売のプレイステーションデュアル(正式品番 PSPPSDUALPRO)。
今日全国先駆けて日本第1号と第2号機を納品させて頂きました(感謝)。
急速に普及しつつある新冷媒ガス1234yfに対応すべく(現行クラウンやカローラスポーツ、RAV4の他、新型ダイハツタント、日産デイズ、三菱EKワゴンも新冷媒ガス採用)、急ピッチで開発したこのDUAL。
僕も1月の総会で試作モデルを見ただけで、完成モデルでかつ稼働してる所に立ち会えたのは今回が初めて。
そもそも単体モデルのプレステ134も他社を凌駕する性能でしたが、新型のデュアルは全くの別物と言っていいくらいワンランクもツーランクも上のモデル。
パナソニック製国産タッチパネル採用で視認性、動作性が飛躍的に向上したコントロールパネル。
また、ゲージ部分も液晶デジタルゲージからメーター式デジタルゲージ(←低圧側は負圧青色、0白色、真空黄色と色変化するんですが、これが超絶カッコいい)に変更してあります。
また、エキパンの詰まりに効果を発揮したバックリターン方式に加え、新たにパルス洗浄を加えた3タイプのライン洗浄を用意されました。
そもそも何故このプレステシリーズが売れてる理由のおさらいなんですが、その理由を3つ言わせて下さい。
まず1つめですが、他社を圧倒する洗浄能力、これです。
この洗浄能力が異次元に高いが故に、他社モデルでは施工不可能である車輌配管内の冷媒ガスによるライン洗浄が可能であり、1系統でのPAG/POEそれぞれの車輌施工を難なく可能にし、取り込んだガスの高次元クリーニングを当たり前のように可能にするわけです。
余談ですが、ヨーロッパではそもそもPAGオイルというものがほぼ存在しません。なので当然ながらヨーロッパ製のエアコンマシンはPAG/POEオイルの分離性能は期待しない方が良い、というか日本市場での使用は厳しいと言えます。
2つめが、デジタル制御であるという事です。他社モデルはただ単純に真空ポンプやコンプレッサー、ゲージマニホールドを繋ぎ合せて各々を連動して使用出来るようにしたものを筐体に取り込んだだけのものです。
が、スナップオンのプレステシリーズはそれらをデジタル制御で施工出来るようにしています。
例えば、規定量450グラムの車輌に450グラム充填したいとしましょう。これを全自動で充填出来るのはデジタル制御してるプレステシリーズだけです。
何故なら他社モデルはただ各々のユニットを繋ぎ合せてるだけですからタンク残量しか見ておらず機械配管内やホースに残ったガスまで計算出来ないからです。そんなモデルが計測充填出来るとはたして言えるのでしょうか。
3つめが、操作性の良さです。
フロンガス補充がガス缶で可能であり、
オイル充填も缶、ボトル両方選択出来るし遂にデュアルモデルではオイル注入がオート施工となりました。さらに高感度タッチスクリーンがストレスなく作業を可能にしてくれます。
ちなみに、他社の134ガスと1234YFガス兼用モデルはガス切り替え時に配管内に残ったガスを一度大気開放しますので切り替え毎に最大200グラムほどロスするそうです(配管を兼用しているため)。
まだまだウリは幾らでも有るのですが、キリがないのでこのくらいにしておきます。
とはいえ、他社に比べて倍近くする価格なので高性能なのも当たり前です。どちらを選ぶもお客様次第なのですが、どちらを選ぶにしても性能差をしっかり把握して後悔の無い投資をして頂きたいものです。
車の高性能化(環境配慮面含め)により、今後ますますエアコンサービスの需要が増えてきます。是非一度スナップオンエアコンマシンプレイステーションシリーズ導入のご検討をよろしくお願い致します(来月のガレージセールでデュアルのデモ機がやってきます。ご興味のある方はデモ出来ますんで遠慮なくお申し付け下さい)。
SNAP-SHOT!
さすがH社長、日本初号機即決ありがとうございます。
いつも漢気ある行動に勇気づけられてます。
お若いのにデュアルモデルに可能性を感じたY社長の先見性は間違ってませんよ。
いつでも困った事や分からない事等あればご質問下さい。
Oちゃん、大変お待たせしましたエピックパワードロワーモデルです。
ウルトライエローがめちゃ映えるよね!
SEE YOU NEXT WEEK!