これって僕の大好きな天龍さんの言葉なんです。若い頃はまだよく分からない言葉なんですが四捨五入するともうすぐ50になる僕にはとっても共感できる言葉です。
もともと相撲用語なんですよね。本場所15番勝負で8勝すれば勝ち越し、負ければそれこそ階級社会だから生活が一変するっていうシビアな競争社会。だから本当は8勝7敗が正解です。だけども天龍さんはあえて7勝8敗で生きよ、と言ってるんですよね。その本意はどこにあるのか、若い頃の僕にはそれが分からなかったんでしょうね。
若い頃ってイケイケドンドンだからそれこそ結果が全て。勝てば官軍じゃないんですけどとにかく勝てばいいみたいなところって若さなんですけどありますよね。だけど人生勝ち負けだけじゃないっていうかもっと奥の深いものだっていうのが歳を経て分かってくる。
なんかこんなこと書くと歳とったなって若い人に言われそうなんですけど事実だから仕方が無いですね。でも勝たなくてもいいやっていう意味じゃない。勝ち負けを超越したものが人生にはあるということなんです。
結果が全てだったらとにかくなりふり構わず勝ちにこだわればいい。しかし結果にこだわり過ぎて息切れしてそのパフォーマンスも長く続かないかもしれない。勝ち試合がある意味長い目で見たら負け試合だったのかもしれない。でも勝ち続けることは難しい。
じゃあ勝敗の落としどころとして1勝勝ち越しっていうのが相撲でいうところの8勝7敗っていう良く出来た決まりなんですけど、でもあえて天龍さんは負け越しそれもほんの1勝負け越しの7勝8敗で生きよっておっしゃってます。
酸いも甘いも辛いも分かった漢だから言える言葉です。これがただこすずるい男が打算的に言ってるんなら正直かっこ悪いでしょ。天龍さんのファイトスタイルを知ってる人なら分かると思いますがいつも真っ向勝負です。でも相手に何もさせず一方的に攻めて勝つっていうことはしない。相手の技を逃げずに正面から受けきったうえで全力で叩き潰す。
あの人にとっては人生が「今を生きる」なんです。明日があるさじゃないけど、明日がくるから今日無理せずにっていう考えじゃなくて、今日を一生懸命生きなければ明日は絶対に来ないっていう考え。僕にはもの凄く共感出来る言葉。自営業だからかもしれないけど今日頑張ったご褒美として明日も頑張れるっていう感覚あります。
そんな天龍さんが言うからこその7勝8敗です。ちょっと負け越すくらいで丁度いい。プロレス好きな人なら分かると思いますがK1やシュートみたいにただ勝ち負けだけだったら疲れちゃうでしょ。結果や効率だけ求めても長くは続かない。そこには遊びもあって余裕もあって、でもストイックで攻めるときは一気呵成で。
そんなプロレスの醍醐味、エンターテイナーな人生を送るためにも、相手あっての自分ですから、7勝8敗っていう生き方なんでしょうね。
SNAP−SHOT!
ドレメル限定アルミボックスがオマケでつくよのDRE4000です。
思わずSDGな成瀬さんでした!!
NEWフェイスの藤堂くん(なんか石工くんに似てる)!
先輩に右ならえでシュアファイアを充電池セットと一緒にお買い求めになられました。
樋爪くんは最強やすりTUBCR5をお買いあげ!もはや定番の強さがあります。
高瀬くんとみっちー
EEDM504Dデジタルマルミメーターお買い上げ!クランプダプターはスナップオンverが出るまで待ってね!
中井くんはXDHFM2224お買い上げ!4WDのデフのドレンボルト用にとのことです!
それではまた!